2024 年9月度 SIC例会 報告書


インテリア巡り「日本建築(技)と近代建築(美)を巡る~」                                                                                                竹中大工道具館~武庫川女子大学甲子園会館(旧甲子園ホテル)

日時:2024 9 26 (木)終日

場所:神戸市中央区 竹中大工道具館→西宮市戸崎町 武庫川女子大学上甲子園キャンパス

参加人数:16 名   会員13名(顧問含む)+会員外3名

4月の総会にてインテリア巡り希望箇所のアンケートを取り、理事会に諮って今回の見学コースとなりました。遠方での開催なので現地集合、解散の形となりました。神戸周辺での前泊、当日宿泊、見学日前後の行動等は自由なので各自の判断で、周辺の他の建築物を見たり観光地を巡ったり、関西地区のIC協会と交流会開いたりと様々な楽しみ方をしました。

竹中大工道具館

アプローチから館内に至るまで気分を高揚する仕掛けもいっぱいで、集合時間まで敷地内の休    憩室も栗の木フローリングとデッキでお庭を眺めながら参加者の揃うのを待ちました。

館内入口の扉は名栗仕上げの自動ドア、ホールの天井は国産杉の無垢材で組み上げた伝統の船底天井、内壁はパラリ仕様の漆喰に聚楽土を混ぜたもの、圧巻はホワイトオークの一枚板をくり抜いた段板のスケルトン階段、展示品だけでなく館内の本物を使う拘りとこんな事まで出来る(長尺の防火シャッターを目立たぬように納めるetc.)  のか驚く事ばかりでした。

 

地下2階から地上階までの3層の館内には唐招提寺の実寸大模型を中心に中庭から光が差し込み地下階とは思えない明るさで、照明も仕上げ材を生かした配置でその存在を意識する事ありませんでした。日本人大工のその技術のすばらしさの背景にある道具ですが、それを列挙したコーナーでは多くの様々な道具と、それを作る鍛冶職人なども紹介されていて、総合力の賜物が日本の伝統建築を支えてきたのだと思いました。また本来移動可能な造りを旨とするお茶室のスケルトン展示はその構造と納まりが良く分かりました。

甲子園会館

JR甲子園口から徒歩10分程,武庫川女子大学上甲子園 キャンパス 甲子園会館に向かいました。

この歴史的建造物は建築学部の学生さんの校舎でもあります。キャンパスにはこのほかの3棟の校舎があり、この甲子園会館に調和・競演したデザインになっています。

正門から広いアプローチが拡がり、甲子園会館の東西ウィングが素晴らしい景観を際立てています。「おす」と表示された回転ドアの横からいよいよ館内に入ります。床壁天井すべてが落ち着いた色合いでそれぞれのテクスチャーを生かした内装です。なるべくオリジナルを意識して再生された照明やタイルなど、歴史的建築物へのオマージュが感じられて当時をイメージする事が出来ます。ロビー・ラウンジ・ホールとダイナミック空間にも基本コンセプトデザインが丁寧に残され、リズム感あるものでした。例えば、打ち出の小槌・水滴・幾何学模様・光の格天井の組子デザイン等。タイルに関しては一部床タイルに貼られている泰山タイル・壁の素焼きタイル等。その組み合わせは深く興味深いものでした。

外部はバルコニーから外壁を間近にその質感と意匠を見る事が出来ました。すべてのタイルや石材を大切に修復・保存していることに感動しました。こんな複雑なモチーフをどんな思いで設計してそれを具現化したのかと思うと長く後世に引き繋ぐ為の努力が大切だと思いました。

お庭からの見学では、南からの建物景観を拝見しました。池を含む広いお庭で利用客が愉しんだ事など当時のホテル様子を想像できました。

最後にホテルの利用客が映った貴重な映像を見せて頂き見学を終えました。

 

 

以上 担当理事 松原・平野

【参加者感想】

色々楽しかった。勉強になった。関西ICの方にも感謝です。(当日特別に武庫川女子大上甲子園キャンパスの景観建築スタジオ東館を見学できた事)

 

仲間と行くといろんな情報が得られてとても有益な時間でした

 

 

普段個人では予約が難しいところを、解説付きでゆっくり深く見学できて楽しかった。


2024 年7月度 SIC セミナー報告書

「折り紙建築」 ワークショップ

日時:2024 7 17 (水)13:3016:30

場所:静岡県産業経済会館3階 第1会議室

参加人数:22     会 員 15 人・会員外 5 ・   講 師 2  

会員の内藤恵子さんの企画により、(有)オリガミックアーキテクチャー代表取締役の

茶谷亜矢先生と茶谷奈月先生による「折り紙建築」ワークショップを開催しました。

先生の書籍などで「折り紙建築」の存在を知っている方はいましたが、実際に製作するのは初めての方が多くてみなさん楽しみに来られていました。

初めに先生から「折り紙建築」のクイズ、名刺サイズの顔を製作しながら、分かりやすく面白い解説があった後、製作が始まりました。

みなさん、恐る恐るカッターを入れていましたが、さすが普段からものづくりに携わっている方々なので、次々と作品を完成させていきました。

久しぶりに無心になって製作するのも、楽しい時間でした。

最後はみなさん、自分の作品をもって記念撮影をすることができました。

 

担当理事 松村

いつも書籍などで完成した「折り紙建築」を見ていましたが、面白さは、自分で製作しないと分からないと思いました。それは、一枚の紙が、設計図を基に、切って谷山折りをして、立体になった時の驚きと感動は、見ているだけでは分からないと、感じたからです。

みなさんに愛されている「折り紙建築」は、お父様茶谷正洋先生の意思を受け継ぎ、継承している姿は、とてもかっこよく感じました。茶谷亜矢先生、奈月先生これからも応援していますので、第2回の開催もご検討願います!!          

会員 内藤恵子

【参加者感想】

・とっても楽しく、作品に色づけしても楽しそう

・学生時代から習ってみたかった「折り紙建築」を30年かかって実現できました。

・ワークショップは楽しいですね。

・見た目は難しそうでしたが、教えていただけたので、何とか出来上がりました。

カーブや円を切るところが難しかったです。1つ作ると、とても満足できたので

次々と作ってみたくなり楽しかったです。

・子供と一緒にやったことがありましたが、私も自分の分としてやってみたかったの

で楽しかったです。

・最後、出来上がったときの達成感がすごかったです。たのしかったです。

・とても楽しかったです。帰ったら親子で作ってみたいと思います。素敵な機会をありがとうござ   いました。

・楽しい時間を過ごすことができました。ありがとうございました。

・単純な作業ながら、切る、折る、を正しく行うことの難しさを味わえた。そして、なんとか仕上げることが出来て喜びもひとしお!平面から立体に仕上がったときは、感動!!でした。

・分かりやすく、難しく、不器用ながらも楽しくできました。

・老眼でなかなか大変でした。でも、思いがけない形になるところが驚きでした。

・立ち上げる時が難しかった。立体になったときは、感動(うれしかった)

・久しぶりに工作して楽しかったです。

製作の様子


2023年度顧問講演会報告書

日時  : 令和6年1月16日(火) 15:00~1640

場所  : 静岡市追手町 静岡県産業経済会館3階会議室 

参加者 : 正会員18名、賛助1名、静岡デザイン専門学校生45名、教師1名 顧問1名 計66

講師  : 土屋和夫先生 常葉大学造形学部教授

テーマ : 近代和風住宅の魅力3 民藝と住空間

 

 

令和5年度の顧問講演会は 近代和風住宅の魅力シリーズ3回目最終章でした

年明けの平日の開催でしたが、久しぶりのリアル講義で静岡デザイン専門学校の1,2年の生徒さんの参加もあり多くの聴講者に集まってもらえました。

民芸というとこけし等の装飾品をイメージしがちですが 民藝は本来“民衆的工藝”ということで

アーツアンドクラフツの日本バージョン 西洋やアジアのデザインと日本の文化が混じってとても面白く感じました。

またお話の中で有名な陶芸家、茶人、小説家、実業家の名前も出てきて、異国だけでなく異業種の混じわりもあっての日本の民藝文化で、多少雑多な絡みが民藝を形成しているのかと思いました。

 

土屋先生のお話も資料も流石のスピーチ力で静デさんの若い参加者にも分かりやすくハリーポッター等の話題も添えての講義であっという間の90分でした。

静デの学生さんからは

・授業では知ることができない事が沢山あった

・人と人の関係性や時代の考え方を話してくれたのでわかりやすくイメージしやすかった

・解説によって一つ一つのデザインに意味や工夫や意図がみられ面白かった

・様々な文化を取り入れて作られた物はレトロなだけでなく今や未来にも新鮮さがあると感じた

・図鑑でなく今の写真を見せてもらえる貴重な機会だった等の感想がありました。 

年配聴講者の自分も同じように思ったので 学ぶって面白いものです。

懇談会では直接先生に質問もでき、また久しぶりの会員同士の交流も楽しかったです。

今回教材になった浜松の高林邸は建物探訪でも見るチャンスがあるようです。

県内にも色々な興味深い建物があるのでしょうが、知らなかったりフリーでは訪問できなかったりします。

セミナーや情報を利用して、若者に負けず見分を広げていきたいものです。


2023年度  IC お仕事紹介②  報告書

・日時   2023年11月8日(水) 13:30 ~ 15:00

・場所   Funteric (株式会社ファンテリック) ショールーム

                静岡県浜松市浜名区高畑2-3

・参加者  9人(現地参加 4名 ・ Zoom参加 5名

・担当理事:平野 ・ サブ:松原

 

今回のICお仕事紹介はSIC会員の平野茂樹さんの会社(株式会社ファンテリック)のショールームにて行わせて頂きました。

建物は築40年以上の賃貸アパートをリノベーションした建物とご紹介しました。

 

店内に入るとたくさんのオーダーカーテンのサンプルに各種メカサンプルの展示があります。

1Fショールーム

各メーカーの各種メカ物サンプル、ウィリアム・モリスの各メーカーの生地比較

瀬戸内デニムのサンプル各種、玄関ドアはLIXLの玄関ドアをカスタムしてます。

2Fに上がる階段、廊下はアパートの外階段、外廊下をそのままに北欧カーテンから遠州綿紬などの天然素材の各種サンプルを展示してあります。

2F商談スペース

2Fにはレールの展示スペースにNoman社製のスマートドレープシェードにウッドシャッターなど色々な各社のサンプルを見て触って比較出来る空間になります。

 

1Fから各コーナーで説明をしながらショールームツアーを行いました。

ルームツアーが終わり会社の成り立ちから社名への想いなどを説明させて頂きました。

最後に質疑・応答の際に最近話題のSwitchBotのお話しになり類似商品のめざましカーテン(monin'+)を使用してご説明をさせて頂きました。


2023 年9月度 SIC セミナー報告書

「静岡伝統工芸セミナーと体験会」

【開催概要】

日時:2023 9 26 (火)10:0014:00 場所:駿府の工房 匠宿

参加人数:39     会員:12     

賛助会員:静岡デザイン専門学校

                                                                インテリアデザイン科 1 年生と宮沢先生 25

                                              会員外:2 (県地域産業課   地域産業班   班長   河野明子さん

                                                                                                                            主査   鈴木孝子さん

【目的】

・地場の伝統工芸を知り、空間デザインに活かして、他県との差別化を図る

・県地域産業課との繋がりを維持し、普及促進に貢献する

【経緯】

今年 6 月に参加した静岡家具メッセにて、県地域産業課とのご縁を頂けたことを機に、県地域産業課とのコラボ企画として今回、開催に至りました。講師の県地域産業課 鈴木孝子主査をはじめ、会場をお借りした匠宿の杉山館長など、大変、協力的にご尽力を頂けたので、開催を実現することができました。

【内容】

第一部:10 00 分 エントランスに集合 集金10 20 分 「工房竹と染」に移動

10 30 分 駿河竹千筋細工 伝統工芸士   杉山茂靖さんからのお話約 15 静岡県地域産業課 主査鈴木孝子氏からの講話

「静岡県伝統工芸の歴史的背景」約 30

駿河千筋細工の体験約 30

館長 杉山浩太さんより施設のご紹介約 10 12 00 分 第一部解散 各自施設内で昼食第二部

第二部:13 00   エントランスに集合     

施設内のカフェ、ショップのご紹介

匠宿の指定管理業者 創造舎さんプロジェクト 泉ヶ谷 工芸の宿を見学させていただき、現代インテリアに活かした伝統工芸を視察させていただきました。

 

14 00 分第二部解散

 

静岡の伝統工芸は、焼き物、染め物、指物、竹細工と様々な種類があり、他県にない特徴がありますが、馴染みが少ない方も多かったのではないでしょうか。

しかし、海外、特にヨーロッパではサスティナビリティの観点からも人気が高まっており、国内においても、ミレニアム世代などは、ストーリー性のあるモノへの関心が高まっています。

 

よって、伝統工芸は、インテリアデザインのスパイスとして大いに効果を発揮できると思います。

 

    その魅力を身近に感じて頂くために、講義だけでなく、体験、見学を含めて参加者に親しみを得て頂けるように工夫をしました。

 

    伝統工芸士 杉山氏からは親しみのある口調で、工芸士になった経緯や、工芸との向きありかたなどをお話しいただき、学生さんたちが興味深そうに聞いていました。

 

    県地域産業課 鈴木主査からは、伝統工芸の定義、地域の伝統工芸を歴史的背景に基づいてご講義を頂きました。

 

工芸体験では、制作時間に通常 60 分要するところ、セミナーの構成上2,30分でできるように、工房の方にご協力いただきました。

 

    午後は、施設内のカフェやショップの見学のほか、隣接する一棟貸し切り宿の見学をさせて頂け、大変、有意義な会となりました。

 

    結果、楽しかったとのお👉を多くいただくことが出来き、伝統工芸を身近に感じて頂く最初の目的は果たせたかと思います。

 

今後は、今回の見聞を実際に活かせていただけ様に、引き続き、会場の匠宿や講師をしてくださった県地域産業課と継続的なお付き合いを大切にしながら、ますますの SIC の活性化に役立てたらと思います。

 

 

SIC会長をはじめ理事の皆さんにもたくさんご協力を下さり、誠にありがとうございました。  以上 福田佳奈(記)


2023年度 ICのお仕事紹介① 報告書年度顧問講演会報告書

日  時: 2023711日(火)

場  所: 大隆木内工務店 様 2階事務所にて

      ZOOMによる配信      

出席者 : 木内隆行 氏

担当理事: 遠藤靖史(司会)

 

回数を重ねてきました「ICのお仕事紹介」は、会員ICがどんな仕事をしてどんな方なのかをご紹介

する事により、今以上に会員相互の交流や理解が深まり、協会を活性化できるのでは、という思い

からでした。これまで同様、協会としての「絆」を強くする為に、お互いをもっと知る(理解する)機会にして頂ければ幸いです。

 

木内様は、地元静岡市駿河区国吉田で「大隆木内工務店」の3代目社長として奮闘されています。

集客の為の営業活動はほとんどやっておらず、口コミでの顧客獲得がほとんどとの事で、木内様の

実直な人柄とこれまでの実績が仕事に繋がっている理想的な形態だと感じました。

住宅建築を主に受注されているとの事で、寺社関連の建物を手掛けることもあるそうです。

技術的な裏付けが顧客満足につながっているのでは、と思いました。

 

大学の卒論に、国宝の奈良 薬師寺東塔 を題材に選び、模型まで作って仕上げたとの事。

東塔といえば、110年振りの大規模全面解体修理が、約12年間かけて2020/12月に終わったばかり

というニュースを耳にしていたので、偶然の出会いに驚きました。

卒論の出来栄えに、現役の教授から授業に使いたい旨のオファーがあり、現在貸し出し中でした。

いつの日か、木内様からSICの講義で薬師寺東塔のお話を聞ける日がくるといいですね!

 

木内様、ありがとうございました。

 

 

 


2023年度顧問講演会報告書

日時  : 令和6年1月16日(火) 15:00~1640

場所  : 静岡市追手町 静岡県産業経済会館3階会議室 

参加者 : 正会員18名、賛助1名、静岡デザイン専門学校生45名、教師1名 顧問1名 計66

講師  : 土屋和夫先生 常葉大学造形学部教授

テーマ : 近代和風住宅の魅力3 民藝と住空間

 

 

令和5年度の顧問講演会は 近代和風住宅の魅力シリーズ3回目最終章でした

年明けの平日の開催でしたが、久しぶりのリアル講義で静岡デザイン専門学校の1,2年の生徒さんの参加もあり多くの聴講者に集まってもらえました。

民芸というとこけし等の装飾品をイメージしがちですが 民藝は本来“民衆的工藝”ということで

アーツアンドクラフツの日本バージョン 西洋やアジアのデザインと日本の文化が混じってとても面白く感じました。

またお話の中で有名な陶芸家、茶人、小説家、実業家の名前も出てきて、異国だけでなく異業種の混じわりもあっての日本の民藝文化で、多少雑多な絡みが民藝を形成しているのかと思いました。

 

土屋先生のお話も資料も流石のスピーチ力で静デさんの若い参加者にも分かりやすくハリーポッター等の話題も添えての講義であっという間の90分でした。

静デの学生さんからは

・授業では知ることができない事が沢山あった

・人と人の関係性や時代の考え方を話してくれたのでわかりやすくイメージしやすかった

・解説によって一つ一つのデザインに意味や工夫や意図がみられ面白かった

・様々な文化を取り入れて作られた物はレトロなだけでなく今や未来にも新鮮さがあると感じた

・図鑑でなく今の写真を見せてもらえる貴重な機会だった等の感想がありました。 

年配聴講者の自分も同じように思ったので 学ぶって面白いものです。

懇談会では直接先生に質問もでき、また久しぶりの会員同士の交流も楽しかったです。

今回教材になった浜松の高林邸は建物探訪でも見るチャンスがあるようです。

県内にも色々な興味深い建物があるのでしょうが、知らなかったりフリーでは訪問できなかったりします。

セミナーや情報を利用して、若者に負けず見分を広げていきたいものです。


2021年7月度LIXIL zoomセミナー報告書

実施予定日:2021/7/14()

   実 施 日:2021/7/14()

   開催時間 :13301500

   会場   :zoom

担当   :秋山

参加者数 :19人(LIXIL社員 8人)

20217月はLIXIL様による「榎戸工場よりオンライン見学」と「コロナ禍のユーザー動向からみる商品のご提案」でした。普段では見ることのできない接近した映像や、サティスができるまでの苦労、手間、こだわりを知ることができ、そして多大なチャレンジと失敗の繰り返しにより誕生した商品であることがわかりました。サティスは高くないということを感じさせられました。

 

コロナ禍のユーザー動向もおうち○〇が増えているので、今までは外でやっていたものを自宅でできるような商品の要望が高まっているとのことでした。

zoomセミナー参加者の様子】

【榎戸工場オンライン見学の様子】

LIXILzoomセミナーを終えて】

今回はインテリアとは少しかけ離れた商品の製造工程を主に行いました。一つの商品を作り磨き上げ、洗練していく様は自分たちの仕事のまだ形に無いものをお客様に提案していくこと同じだなと思いました。またサティスのこだわりがわかり、今までのサティスへのイメージが変わりました。

 

他、事前連絡等を余裕をもって行えなかったのが反省点だと感じました。

 

作成日 2021/07/22

                                                                                                                                                                                作成者 秋山


2021年度SiCオンラインセミナーvol.3 報告書

TOSO「新製品及び製品全般の紹介、解説」セミナー

日時 2021 9 15 日(水)13301500

場所 :ZOOM

参加人数:55名(内40名は静岡デザイン専門学校様+TOSO米田所長様)

担当理事 :遠藤靖史

 

新製品のカーテンレールでは、モデルチェンジやウィンドウシェルフ、時代に合わせたカラーの追加などが紹介されました。

ハンギングバーは、新しいタイプのバーなのでこれから用途が広がってゆく商品だと思いました。ローマンシェードは、いろいろな改良がされ、デザイン性・操作性が向上している事を実感できました。

窓辺の小 窓辺の小ワザ①~⑫ は、どれも知っておきたい、使いたい ばかりなので 是非実践して役立てたい内容でした。

ロールスクリーンのプライベート生地の紹介では、スクリーンに求められる昼夜の機能を両立させるという、あったらいいな 的な商品を見事に実現させた好例だと思いました。自分が知っていなければ、お客様に提案できないので日々進化している製品や工法などと並走できるよう 日々の努力が必要 と強く感じました。

 

今回は、「静デ」の学生さんが40名授業で参加して頂き、盛況のうちに閉会となりました。

TOSO米田所長様、ありがとうございました。                                  担当理事 遠藤靖史

 


SIC2021年度事業10月度ZOOMセミナー報告書

作成日2022/3/15

作成者 伊豆川佳世子

㈱立川ブラインド工業様セミナー

 

実施予定日 2021/10/22(金)

実施日   2021/10/22(金)

開催時間  13301430

参加者数  8+タチカワブラインド様2名

 

本年度の事業は全てZOOMにてセミナーを執り行ってまいりましたが、今回もZOOMにての開催とし画面を通してのリモートセミナーとなりました。

冒頭の静岡営業所長、吉田様からのご挨拶に続き、名古屋ショールームの佐々木様を講師にさっそくセミナーの開始となりました。

 

第一部はスマートな電動商品の紹介でした。

スマートインテリアシェードはたくさんの窓のシェードを一つのリモコンで動かすことができます。複数のシェードを同時にもそれぞれにも動かすことができ、さらにはスマホによる音声でもコントロールができます。時代の変化に提案者の私たちもついていかなくてはいけません。

 

その他のブラインドやスクリーンでも操作性が良くなっていたりよりしっかり遮光するようになっていたりと性能がアップしていることを具体例と共に説明していただきました。

 

第二部はアルミ製の室内間仕切りの紹介でした。

ブラインド会社が間仕切りということで馴染みが無い方もいるかもしれませんが、木目柄シートで違和感がないものや、細いアルミ枠でスタイリッシュなものもあります。

いつも使っているメーカーさんとは一味違うものが探せるかもしれません。

 

第三部はWEBサイト、T-one webの紹介でした。

おすすめ商品や豆知識、施工事例、最前線で活躍しているICの紹介など、ためになる情報がいろいろ集まっているサイトなので時間があるときにぜひ覗いてみてください。

 

セミナーを終えて

 

まずは事前の準備に問題がありました。

セミナーの開催時間を一度周知してから直線に学生さんに参加しやすい時間に変更したため立川ブラインド工業様および会員の皆様にご迷惑をおかけしてしまい申し訳ありませんでした。また、事後のアンケートも設定の手際が悪く集まらなかったことも反省点です。

 

セミナー自体はテンポよく進めていただき、1時間という時間制限のなかではたくさんの情報をいただけました。とても個人的なことですが、お客様から4本引き戸(4本とも可動する)の希望があったのですが木製建具メーカーのものは引き分けしかなく困っていたところ、タチカワさんが2本引き戸を2枚重ねることで対応した例があると教えてくれました。このような特別な対応策を一緒に考えていただけるのはとてもありがたいことです。

 

 

セミナーの参加人数が芳しくなくせっかくご協力いただいた賛助会員さんに申し訳なく思います。ZOOMセミナーも2年目でややZOOMセミナー慣れしてしまった感があるのでそろそろ別の形にしなければならないと感じました。


SIC2021年度事業 1月度リアル&ZOOMセミナー・新春懇親会報告書

㈱トーヨーキッチンスタイル セミナー

             静岡ショ-ルーム見学・パラレロシンク体験

                            作成日:2022/3/17

                            作成者:北山富喜子

実施予定日 2022/1/25(火)

実施日   2022/1/25(火)

開催時間  第1部:リアル&ZOOMセミナー・パラレロシンク体験

      第2部:新春懇親会

参加者数  第1部:12名+トーヨーキッチン様2名

      第2部:7名+トーヨーキッチン様2名

第一部   

2021年度事業最後となりましたセミナーをトーヨーキッチン様のショールームから

リアル&ZOOMにてセミナーを開催致しました。

先ずは安西所長の挨拶を頂きその後ショールーム内をひとつずつ丁寧にご説明いただきながら、

その都度質問にもお答えいただく形式で開催いたしました。

リアルでご参加された方もZOOMでの参加の方にもカメラを寄せていただきながらのご説明で理解

しやすかったことと思います。

そして、パラレロシンクの説明の後にそのまま実体験をさせていただきました。

ブルスケッタを2種類、シンクの使い勝手を体験でき懇親会でおいしくいただきました。

 

〈感想〉

本日は、お忙しい中、セミナーを開催して下さり、本当にありがとうございました。

北山さんをはじめ、皆様のお顔が久しぶりに拝見できとても嬉しかったです。

早速、本日の感想は、以下になります。

SRのライブ配信は、まるで自分がSRに出向いたかのようにいつも以上に商品の魅力や良さが伝わってきました。

メーカー様には、いつも素敵な動画や資料を用意してくださり、大変有難く思っているのですが、

今回のライブ配信の方が、よりICやお客様目線で気になる所がすぐに分かり良かったです。

 

今後のセミナーでは、家具・カーテンなども可能であればSRからライブ配信をしていただけると、とても助かります。

 

また、その際にメーカーさんがお勧めする生地やトレンドを踏まえた色の組み合わせ等も教えて頂けると幸いです。

 

そして、メーカー様への質問につきましては、私のようなものが申し上げるのもおこがましいのですが、

ZOOMの参加者が多い場合は、チャット入力の方が、進行係の邪魔にならずより質問がしやすいかと思いました。

(インスタライブの形式のような感じです)

 

いつも色々なセミナーを企画して下さり、本当にありがとうございます。

今後とも、よろしくお願い致します。

〈後記〉

ご感想ありがとうございました。

お言葉を励みに来期の事業に反映してまいります。


2021年度 SIC 顧問講演会 報告書
           テーマ 近代和風住宅の魅力   講師 土屋和男 先生(常葉大学)
                   
                   
  ・日 時 :2021年12月 9日(木)15:00 ~ 17:00        
  ・場 所:zoom              
 

・参加人数:20人

             
 「近代和風住宅の魅力」と題し、SICの顧問をしていただいている土屋和男先生による講演がzoomにて行われました。
今回のテーマである「近代和風住宅の魅力」は来年2月にSICでの企画で予定している建築探訪とリンクした内容でお願い
したいというこちらからの提案を先生が快く引き受けていただき、近代和風建築でも探訪出来そうな静岡にゆかりのある  
建築物を中心とした内容としていただきました。
                   
 ちょうど12月のこの時期、NHK大河ドラマ「晴天を衝け」では明治の混沌とした時代が描かれ、渋沢栄一と三菱の創設者である岩崎彌太郎との経済での駆け引きが大詰めを迎えている頃でした。
まず、紹介されたのがその彌太郎の息子岩崎久彌の本邸でコンコルド設計の洋館。 「晴天を衝け」では彌太郎を演じた中村芝翫の迫力ある演技が脳裏あり、タイムリーで個人的にとても入りやすかったです。
そして、久彌の別邸、京間と関東間をうまく使い分けた三養荘(伊豆の国市)。さらに田中光顕の別邸、洋小屋組が特徴 の古谿荘(富士市)。
そして西園寺公望の別邸、桐と竹の欄間が印象的な坐漁荘(清水区興津)と静岡ゆかりの建物を次々と詳細な写真と細部に わたる先生のご説明と。。PC画面を観ながらもいつしかその現場にいるかのような錯覚を覚えました。言い換えれば、先生 がお持ちの写真は特別の許可での撮影のもので、集中して先生の説明が聞けたという意味では、zoomでの講演も良かった と感じました。 
先生の引き出しは奥深く、「近代和風住宅の魅力」を語るには後2回は必要とおっしゃていました。ですのでこの企画は 後2回は続きがあり、とても楽しみです。 年末というお忙しい中講演して頂き、土屋先生には感謝いたします。 担当理事:澤本幸伸
 


2021年度SiCオンラインセミナーvol.1報告書

ニチベイ「窓から始める快適な暮らしセミナー」

 

・日時:2021618日(金)14001600

・場所:ZOOM(三河営業所から中継)

・参加人数:11+ニチベイ 挟土所長・倉野様

・担当理事:松村裕子

 

今回のセミナーは、挟土所長、倉野様が三河営業所ショールームへ出張していただきリモートでのショールームツアーとなりました。

 

コロナ禍で展示会案内も止まっており、新商品を目にする機会が少ないところ2020511日モデルチェンジのロールスクリーン"ソフィー"、縦型ブラインド"アルペジオ””ソーラーV"から、今年202161日モデルチェンジの3D調光ロール”ハナリ”・スライド式調光ロール"レユール"までの新商品をメインに説明をしていただきました。